このページの数字は、すべて College Board 自身が公開しているものです (公式の構成ページとAssessment Framework v3.01)。 日本語のまとめには紙のSAT時代の数字が残っているものが多いので、出典を開いて確かめられる形にしてあります。
| セクション | 問題数 | 内訳 | 時間 | 1問あたり |
|---|---|---|---|---|
| Reading and Writing | 54問 | 27問 × 2モジュール | 64分(32分 × 2) | 約71秒 |
| Math | 44問 | 22問 × 2モジュール | 70分(35分 × 2) | 約95秒 |
「2時間14分」には休憩が入っていません。 134分は解答時間だけの合計です。英語と数学のあいだに10分の休憩があるので実際は2時間24分、 さらに当日は受付と端末の確認があるため、会場にいる時間はもっと長くなります。 保護者の方が予定を組むときは、午前いっぱいを見ておくのが安全です。
日本語の解説でいちばんよく見る誤りがここです。1問ごとに難易度が変わるわけではありません。変わるのはモジュール単位です (College Board の用語では multistage adaptive testing)。
いちばん大事なのは、その次のルールです。モジュール内なら問題を自由に行き来できますが、次のモジュールに進んだら前には戻れません。英語を終えて数学に進んだあとも、英語には戻れません。 見直しは、そのモジュールの中で終わらせる必要があります。
紙のSATにあった「1つの長文に設問がいくつも続く」形式はなくなりました。 いまは全問が独立していて、1問ごとに短い英文が付きます。長さはおよそ25〜150語です。 出題は4領域、順番も決まっていて、領域ごとにおおむね易しい順に並びます。
| 出題順 | 領域 | 配分 | このサイトの教材 |
|---|---|---|---|
| 1 | Craft and Structure語と構成 | 約28%13〜15問 | 練習する → |
| 2 | Information and Ideas情報と根拠 | 約26%12〜14問 | 練習する → |
| 3 | Standard English Conventions英語の決まり | 約26%11〜15問 | 練習する → |
| 4 | Expression of Ideas書き手の目的 | 約20%8〜12問 | 練習する → |
問題数は採点対象50問に対するものです。配分は公式表記でも「約」がついていて、回によって範囲内で動きます。
| 領域 | 配分 | 問題数 |
|---|---|---|
| Algebra代数 | 約35% | 13〜15問 |
| Advanced Math発展的な代数 | 約35% | 13〜15問 |
| Problem-Solving and Data Analysisデータの扱い | 約15% | 5〜7問 |
| Geometry and Trigonometry図形と三角比 | 約15% | 5〜7問 |
at most が不等号の向きを決める——そこだけを集めた12モジュールがあります。電卓は数学セクション全体で使えます。紙のSATにあった「電卓不可パート」はなくなりました。ただし英語セクション中は使えません—— 「デジタルSATは全編電卓可」と書いてある解説がありますが、これは誤りです。 Bluebook には Desmos の電卓(グラフ用と関数電卓の2種類)が内蔵されていて、 自分の承認済み電卓を持参することもできます。数学では公式集も画面上で参照できます。
画面には、見直し用のフラグ(Mark for Review)、残り時間タイマー(自分で隠せます。残り5分で必ず通知)、 ハイライトとメモ、選択肢を消す機能、Line Reader、問題一覧があります。 紙で「×をつけて消す」解き方をしていた人は、そのまま同じやり方ができます。
Bluebook が動くのは Windows・Mac・iPad・学校が管理するChromebook です。 個人で買ったChromebookは対象外で、スマートフォンでも受験できません。 端末がない場合は、申込時に College Board へ貸与を申請できます。 アプリは当日ではなく事前にダウンロードしておく必要があります。
各モジュールに2問ずつ、合計8問が採点されない問題(pretest)です。 英語は54問中50問、数学は44問中40問が点数になります。 ただし公式に「見分けられない」と明記されています。捨ててよい問題がある、という意味ではありません。急に難しい問題が出てきたときに「これは採点外かもしれない」と思える。知っておく意味はそこです。
2026年9月時点で、College Board の公式ページと Assessment Framework v3.01(2024年8月)を確認して書いています。 2026-27年度に公表されている変更は運用・技術面のみで、セクション数・問題数・時間・休憩には変更がありません。 ただし今後も変わらないという意味ではないので、受験前に公式ページで確かめてください。
SAT is a trademark registered by the College Board, which is not affiliated with and does not endorse this site.